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2011年06月25日

器はキモノ器は舞台

えーと・・・昨日の晩飯ですー♪

           ↓

器はキモノ器は舞台


ごはん茶碗は 津軽金山焼の焼〆 黒いメシ碗
備前焼風の焼きやけど安い ¥1000くらい


自作のやさし鉢M 蒸したキャベツに鰹節


自作の鉢 草の葉チラシ文の青 
揚げ出し豆腐 ちくわの磯辺上げ 大根おろし ちょい一味


自作の磁器ふたもの 
カミさん作の昆布の佃煮


器はキモノ器は舞台



なんでもない食卓の なんでもない晩飯

家庭の料理 おかーさんの作るごはん 命を養う糧 

家庭の食器 器は料理のキモノ 器は食材を盛るための舞台 


揚げ出し豆腐の鉢ですけども 径17高7センチ 定番やない
定番の 5寸浅鉢(径15高6センチ)を作りまちがえて できた品

うーん・・・この大きさもあるとベンリなんやがなぁ・・・・
うーん・・・そーやってアイテム増やして行くと キリないしなぁ・・・


    ともかく 家庭の食器を作るのが仕事なんで
    ともかく 家庭の食卓をしっかりやって
    ともかく 日日の生活の中で テッテー的に考える♪

         

         使う人の目線で考える

   このほーが 使う人にベンリ 
   このほーが 使う人のためになる 
   このほーが 使う人にヨロコバレル を考える


器はキモノ器は舞台


               径12高6センチ ¥1500


 この口径の 小鉢の役割って けっこう重要です

 ごはんがあり メインおかず と サブおかず

 この大きさの小鉢 サブを盛ることが多い 脇役 だからこそ 重要・・・

 脇役がちゃんとして よく働くと トータルの舞台全体=食卓全体の・・・

 パフォーマンスのレベルが 確実に 上がる♪ 


いまんとこ ウチの販売サイトに上がってる小鉢は 平底鉢 だけ
5寸浅鉢 も早よーにアップせなあかんのやが なかなかそれが・・・・


 サブおかず たとえば 
 小芋の煮っころがし とか 
 菜っ葉の焚いたん とか 
 和え物やおひたし とか・・・器を取り上げて食べる

 サッと手が入り サッと持ち上げられる のが いい小鉢  
 機械生産の品よりも 手づくりの品は 高台の作り がしっかりしてる

 ウチの品の高台 は 世間一般より 広目で大きい
 そらそのほーが コケにくい 安定がイイからですわ
 
 ウチの広目の高台 みんなこーゆーふーに・・・・ 

            ↓


器はキモノ器は舞台

              
              竹の節高台 に削りあげる♪

面と面が 複雑に交わりつつ くっきりと陰影を作る 
その辺の見た目が 古来お茶人さん=茶道の世界で 愛されたんやが

モノとしての 
物理的特性で いくつかのメリットがあって
機械生産では こーゆー高台はできないんで 
手で作り手で削る 手づくりの強み が 強調できる♪

まずはこの高台 指かかりがイイ 
あらにこの高台 衝撃にたいして強度が上がる=丈夫になる
卓に接する部分は薄いが 付け根に向かって厚くなってますわ

家庭食器は 気安く ランボーに
      ぞんざいにあつこーてしまうモン

よくはたらく器は よくぶつかる そのときの衝撃は 
口のところと この高台部分で吸収するんですわね 
そこんとこを 厚くしてやることで 丈夫になる

   竹の節高台 ←強度が上がる♪

器はキモノ器は舞台


口作り と 高台ぎわ 高台底 には厚みを残し
それ以外は薄く作る これは手わざにしかできないこと

機械量産の磁器は どーしても 下にジトッとした持ち重り
手作りの手わざで こー作ると バランスが上に来るんです
粒子の粗い陶器は 生地の中に たくさんの空気の穴があり
磁器よりも断熱性と保温性があるわけなんやけども・・・ 

    持ったとき 手取りが軽く 
    持った手に やわらかやさし♪  


ま そこらが ネウチ
ま 小さい器 手に取って使うばあい 
そこらへんに 手作りゆえのネウチが  はっきりと出てくる

ま この鉢の大きさくらいのメインおかずの器になると 
  ふつーは手に取って使うってことはないんですけどねー 

          ↓

器はキモノ器は舞台


生きることは食べること 食べるための道具 和むための道具

見かけは3番目にダイジ 1番にダイジなんは 

            今の暮らしに合ーてるかどうか

   電子レンジ・食洗機・オーブン加熱OK
   磁器より丈夫 しみ込みなし

2番にダイジなんが 使い勝手

          口当たり 手への収まり 指かかり・・・

          作り手の 手が作る品 手になじむ
          使い手の 手が喜んで 和める食卓


ま このへんのことは 使こたら すぐわかる 

            使わんと ずーっとわからん

どーです? いっぺん使こてみゃはったら どないだす?

  ↓


平底鉢



器はキモノ器は舞台
おたのもーします~♪

長い文やのに 今日もまた
読んでもろて ほんま おーきに♪

京都一周の後半は 明日からまた・・・・
 
どーか 今日もまたひとつよしなに・・・
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Posted by ハプー at 07:37│Comments(0)器と料理
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