2011年07月28日
ドモホルンリンクル要らず 1
ドモホルンリンクル要らず・・・
けったいなタイトルですが・・・
最後まで読んでもらうとわかりますんでー
今日から何回か このネタでひっぱりますー
えーと やきもん屋ですんで
粘土でカタチ作る んですが
電動ロクロで 水挽き する
手ぇに水つけてロクロを回し
カタチを挽き出す んで
水挽き:みずびき
水挽き にも2つのやり方 → 棒挽き
→ 一個挽き
これが 棒挽き
粘土のカタマリをロクロに据えて
そこからいくつもいくつも作っていく
上に伸ばした粘土 それが棒のようである
その棒の上でカタチを作るから 棒挽きとゆーらしい
それがなまって京都では 坊主挽き とゆーてましたが・・・
この挽き方は 東洋(中国・韓国・日本)のやり方です
この挽き方をした場合は適度に乾かしたのちに
裏の部分の 削り をすることになる
カタマリの粘土
棒のよーに上げたり下げたり
そこからカタチを次々に作り出す
これかなり ムズカシー
これかなり 修練がいる
これかなり 器用さと根気がないと
西洋の作り方は 一個挽き
そのやり方は こー ↓
はいー へこみカップ ってのを作りますんで
はいー 240gの粘土の玉 を用意します
まあね 適度に手早く 丸めたらよろしいで
ジャガイモっぽくても だんない
その玉を
ちょっと濡らした
ロクロの天板の中央に
バシっとつける
あるいは 圧着 ってカンジで
はい 手桶の水を 両手のひらにつけて
電動ロクロのペダルを踏み込んで ロクロ時計回り
粘土の玉を 両手で挟みこんで 尖らしたり 押さえ込んだり
このモーションで 土を締めつつ 両手で挟み込んで 中央に収める
左手の親指を 粘土の玉の中央に差し込んで 外にある指とで挟みこむ
左手のみで 1度目の伸ばし
まだ親指は 底まで届く
2度目の伸ばし も 左手のみ
伸ばす場所は 時計でゆーなら 11時の位置です
はい 2度目に伸ばすと 深みが出て もう親指は底に届かない
なので 3度目は 右手と左手 両手で伸ばす
右手を中に差し込んで 中指で 底→角→上部→口縁
角のトコからは 外にある左手の中指と合わせて 挽き上げる
伸ばす場所は 時計でゆーなら 7時か8時の位置ですわ
☆ 上に伸ばしてるよーに見えるが それはちがう
横に引っ張ってる それを意識すると ぐんぐん伸びる
手につくヌルヌル液状の泥 これをドベとゆー
ドベを 内にも外にも塗りつけて 指を滑らせる
左手のみでも 右手と左手であれ
厚みのある粘土に あるポイントで力を加える
力を加えられた粘土は 薄くなる 薄くなりつつ
上に逃げていくしかない それで 上に伸びる
ロクロに据えられた粘土は 回転している
手はドベで滑りつつ あるポイントで粘土を挟み込み
力を加え 粘土の壁を薄くする
指の力は 粘土に対して 横向きにかかっている
回転するロクロの力で 常に水平方向に 挽いている
だからこそ 水挽き この水平方向へ挽くポイント
それを滑らかに 移動することで どんどん伸びる
見てると 上に伸ばしてるよーに見える が
正しくは 横に引っ張ってる からこそ 上に伸びてる
はい 4度目の伸ばし済んだら サイズを測る
ええ 一個挽きの品もんは 細い竹の棒につけた
マジックの印で計ってます 直径85ミリ 高さ115ミリ
まあ 左右3~6ミリちごてても 気にしない ゆらぎの範囲
はい 最後 5回目は 1タッチして カタチを決める
ほんでもって 口に鹿皮をあてて なめします
ええ 5回で作る 1分30秒~2分で一個作る
ええ 手数少なく作る ってのは 迷いなく作る ってことやし
イキオイがある ってこと
ええ 実際のサイズが一緒でも 手数を多く入れた
チマチマした作りやと 小さく見えるもんですわ
それに 早く作れれば 安く出せる
ふだん使いの道具です やきもんは消耗品
いつかは割れる ちょっとでも安いほーが 買い手=使い手のためになる
ロクロ仕事に戻りましょー・・・
口を なめしたら
底の部分に 糸を巻きつけて 引き抜き 糸切りする
両の手の平についた ドベを 手桶の角で しっかり切って
両手で そっと持ち上げて 右手の桟板に 置く
置いてから 両手の指で 底の部分に・・・・
へこみ を付ける
右手でシャッター切ってるんで 左手しか写ってないけど
ほんとは 左右両手の親指と人差し指=4本で同時に 凹ます
この へこみ が ミソ♪
この へこみ で ドモホルンリンクル要らず♪
つづきは明日♪
おたのもーします~♪
ドモホルンリンクル・・・って
えろうお高い美容液のことでっしゃろ?
?????????・・・・・まあ明日
ほんに 今日もまた読んでもろて おーきにぃ♪
どーぞ 今日もまた1クリックしとーくれやすー♪
↓ ↓ ↓
けったいなタイトルですが・・・
最後まで読んでもらうとわかりますんでー
今日から何回か このネタでひっぱりますー
えーと やきもん屋ですんで
粘土でカタチ作る んですが
電動ロクロで 水挽き する
手ぇに水つけてロクロを回し
カタチを挽き出す んで
水挽き:みずびき
水挽き にも2つのやり方 → 棒挽き
→ 一個挽き
これが 棒挽き
粘土のカタマリをロクロに据えて
そこからいくつもいくつも作っていく
上に伸ばした粘土 それが棒のようである
その棒の上でカタチを作るから 棒挽きとゆーらしい
それがなまって京都では 坊主挽き とゆーてましたが・・・
この挽き方は 東洋(中国・韓国・日本)のやり方です
この挽き方をした場合は適度に乾かしたのちに
裏の部分の 削り をすることになる
カタマリの粘土
棒のよーに上げたり下げたり
そこからカタチを次々に作り出す
これかなり ムズカシー
これかなり 修練がいる
これかなり 器用さと根気がないと
西洋の作り方は 一個挽き
そのやり方は こー ↓
はいー へこみカップ ってのを作りますんで
はいー 240gの粘土の玉 を用意します
まあね 適度に手早く 丸めたらよろしいで
ジャガイモっぽくても だんない
その玉を
ちょっと濡らした
ロクロの天板の中央に
バシっとつける
あるいは 圧着 ってカンジで
はい 手桶の水を 両手のひらにつけて
電動ロクロのペダルを踏み込んで ロクロ時計回り
粘土の玉を 両手で挟みこんで 尖らしたり 押さえ込んだり
このモーションで 土を締めつつ 両手で挟み込んで 中央に収める
左手の親指を 粘土の玉の中央に差し込んで 外にある指とで挟みこむ
左手のみで 1度目の伸ばし
まだ親指は 底まで届く
2度目の伸ばし も 左手のみ
伸ばす場所は 時計でゆーなら 11時の位置です
はい 2度目に伸ばすと 深みが出て もう親指は底に届かない
なので 3度目は 右手と左手 両手で伸ばす
右手を中に差し込んで 中指で 底→角→上部→口縁
角のトコからは 外にある左手の中指と合わせて 挽き上げる
伸ばす場所は 時計でゆーなら 7時か8時の位置ですわ
☆ 上に伸ばしてるよーに見えるが それはちがう
横に引っ張ってる それを意識すると ぐんぐん伸びる
手につくヌルヌル液状の泥 これをドベとゆー
ドベを 内にも外にも塗りつけて 指を滑らせる
左手のみでも 右手と左手であれ
厚みのある粘土に あるポイントで力を加える
力を加えられた粘土は 薄くなる 薄くなりつつ
上に逃げていくしかない それで 上に伸びる
ロクロに据えられた粘土は 回転している
手はドベで滑りつつ あるポイントで粘土を挟み込み
力を加え 粘土の壁を薄くする
指の力は 粘土に対して 横向きにかかっている
回転するロクロの力で 常に水平方向に 挽いている
だからこそ 水挽き この水平方向へ挽くポイント
それを滑らかに 移動することで どんどん伸びる
見てると 上に伸ばしてるよーに見える が
正しくは 横に引っ張ってる からこそ 上に伸びてる
はい 4度目の伸ばし済んだら サイズを測る
ええ 一個挽きの品もんは 細い竹の棒につけた
マジックの印で計ってます 直径85ミリ 高さ115ミリ
まあ 左右3~6ミリちごてても 気にしない ゆらぎの範囲
はい 最後 5回目は 1タッチして カタチを決める
ほんでもって 口に鹿皮をあてて なめします
ええ 5回で作る 1分30秒~2分で一個作る
ええ 手数少なく作る ってのは 迷いなく作る ってことやし
イキオイがある ってこと
ええ 実際のサイズが一緒でも 手数を多く入れた
チマチマした作りやと 小さく見えるもんですわ
それに 早く作れれば 安く出せる
ふだん使いの道具です やきもんは消耗品
いつかは割れる ちょっとでも安いほーが 買い手=使い手のためになる
ロクロ仕事に戻りましょー・・・
口を なめしたら
底の部分に 糸を巻きつけて 引き抜き 糸切りする
両の手の平についた ドベを 手桶の角で しっかり切って
両手で そっと持ち上げて 右手の桟板に 置く
置いてから 両手の指で 底の部分に・・・・
へこみ を付ける
右手でシャッター切ってるんで 左手しか写ってないけど
ほんとは 左右両手の親指と人差し指=4本で同時に 凹ます
この へこみ が ミソ♪
この へこみ で ドモホルンリンクル要らず♪
つづきは明日♪
おたのもーします~♪
ドモホルンリンクル・・・って
えろうお高い美容液のことでっしゃろ?
?????????・・・・・まあ明日
ほんに 今日もまた読んでもろて おーきにぃ♪
どーぞ 今日もまた1クリックしとーくれやすー♪
↓ ↓ ↓
Posted by ハプー at 08:30│Comments(0)
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